治療例

これまで治療を行ってきた実際の治療例をいくつかお示しします。相談数が多い症例として予想される、歯の凸凹が認められる叢生、上の歯が出て見える上顎前突、下あごが突出して見える下顎前突症例です。

叢生

現代の食生活を反映し、歯の大きさに比較し、アゴの大きさが十分大きくない場合では、歯が歯列内に十分おさまらずはみ出してしまう場合があります。この状態を叢生といい、場合によっては歯を抜いて十分なスペースを確保し、きれいに歯を並べていくことが可能です。ここでは抜歯した場合と抜歯せずに歯を配列した症例をお示しします。

抜歯症例

歯を抜かずに治療することができないか十分検討しましたが、治療後の安定性と口元の審美性を考慮し、小臼歯を抜歯して治療した例です。自信を持ってスマイルしていただけようになり、患者さんにも大変喜んで頂きました。

[ 治療期間:1年11か月 ]

主訴 前歯の凸凹
診断名 歯の大きさと顎骨の不調和による上下顎前歯部叢生
年齢 13才6か月
装置名 マルチブラケット装置
抜歯部位 上下顎左右第一小臼歯
治療期間 1年11か月
治療費 70万円
リスクと副作用 矯正装置をつけると、歯みがきが難しくなります。歯みがきを怠ったり糖分を多量に継続して摂取したりした場合、虫歯や歯周病に罹患する確率が高まります。矯正治療による歯の移動中に歯の根が短くなることがあります。歯根吸収が疑われる場合、一時的に治療の中断を行う場合があります。歯の変色や着色が生じる可能性があります。

一般的なリスク副作用については、こちらをご覧下さい。

非抜歯症例

この患者さんも抜歯して治療するか、非抜歯にて治療を行うか十分検討し、最終的にはそのメリットとデメリットを十分理解して頂いた後に非抜歯にて治療した症例です。ブラッシングも十分行って頂き、矯正治療前後を通し良好な口腔内衛生状態を維持されています。

[ 治療期間:1年10か月 ]

主訴 前歯の凸凹
診断名 歯の大きさと歯列弓の不調和による上下顎前歯部叢生
年齢 20才6か月
装置名 マルチブラケット装置
抜歯部位 非抜歯
治療期間 1年10か月
治療費 70万円
リスクと副作用 矯正装置をつけると、歯みがきが難しくなります歯みがきを怠ったり糖分を多量に継続して摂取したりした場合、虫歯や歯周病に罹患する確率が高まります。歯の移動には個人差があり、診断時に予定した治療期間を超えてしまう可能性があります。矯正治療による歯の移動中に歯の根が短くなることがあります。治療途中で、必要に応じてレントゲン写真で歯根の状態や治療の経過を調べます。歯根吸収が疑われる場合、一時的に治療の中断を行う場合があります。顎関節に異常があったり、関節の適応力が弱い患者さんにおいては、顎関節にカクカクといった音や痛みなどの症状が出ることがあります。そうした場合、一時的に緩和期間を設けることがあります。

一般的なリスク副作用については、こちらをご覧下さい。

上顎前突

上の前歯の突出が気になって治療をお受けになった患者さんです。小臼歯を抜歯し、そのスペースを利用することによって、口元をすっきりさせることができました。前歯でしっかり噛み切ることができ、また話しやすくなったというお言葉を頂きました。

[ 治療期間:2年2か月 ]

主訴 前歯が出ている
診断名 過蓋咬合を伴う上顎前突
年齢 22才6か月
装置名 マルチブラケット装置
抜歯部位 上顎左右第一小臼歯、下顎左右第二小臼歯
治療期間 2年2か月
治療費 70万円
リスクと副作用 矯正装置をつけると、歯みがきが難しくなります歯みがきを怠ったり糖分を多量に継続して摂取したりした場合、虫歯や歯周病に罹患する確率が高まります。歯の移動には個人差があり、診断時に予定した治療期間を超えてしまう可能性があります。矯正治療による歯の移動中に歯の根が短くなることがあります。治療途中で、必要に応じてレントゲン写真で歯根の状態や治療の経過を調べます。歯根吸収が疑われる場合、一時的に治療の中断を行う場合があります。矯正装置の材質によりアレルギーを起こす事があります。

一般的なリスク副作用については、こちらをご覧下さい。

下顎前突

前歯が反対に咬んでいることが気になり治療をお受けになった成人の患者さんです。詳細な形態分析を行った結果、外科的矯正治療(骨格性に上顎骨および下顎骨のバランスに異常が認められる場合適応)をお受けにならず、歯の位置を修正することによってかみ合わせを正常な状態に配列しました。10年後に再びお見えになったときも、かみ合わせは安定しており大変喜ばれています。

[ 治療期間:2年1か月 ]

[ 治療後10年経過後 ]

主訴 前歯の咬み合わせ(下の前歯が出ている)
診断名 機能性要因を伴う骨格性下顎前突
年齢 24才
装置名 マルチブラケット装置
抜歯部位 非抜歯
治療期間 2年1か月
治療費 70万円
リスクと副作用 矯正装置をつけると、歯みがきが難しくなります歯みがきを怠ったり糖分を多量に継続して摂取したりした場合、虫歯や歯周病に罹患する確率が高まります。歯の移動には個人差があり、診断時に予定した治療期間を超えてしまう可能性があります。矯正治療による歯の移動中に歯の根が短くなることがあります。治療途中で、必要に応じてレントゲン写真で歯根の状態や治療の経過を調べます。歯根吸収が疑われる場合、一時的に治療の中断を行う場合があります。顎関節に異常があったり、関節の適応力が弱い患者さんにおいては、顎関節にカクカクといった音や痛みなどの症状が出ることがあります。そうした場合、一時的に緩和期間を設けることがあります。

一般的なリスク副作用については、こちらをご覧下さい。

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